日本に民主主義はなくなったのか

いったい日本の民主主義はどうなってしまったのか。そう思える無法が、安倍政権によって次々と引き起こされています。

安保法制の強行がそうでした。立憲主義を破壊し、民主主義を蹂躙し、日本を米軍と一緒に戦争する国につくり変える戦争法を強行しました。

昨日は、沖縄辺野古新基地建設をめぐり、政府は本体工事着工を強行しました。もはや日本は法治国家とは言えません。政府自身が次々と違法行為を繰り返しているのです。

翁長知事が埋め立て承認取り消しをしたことに対する政府の行為は異常なものでした。同じ政府内部で一機関が別の一機関に不服審査を請求し、それを認め、翁長知事の承認取り消し処分の効力を停止させました。茶番もいいところですが、茶番で済まされる問題ではありません。ここでも政府による法解釈のねじ曲げが行われました。そもそもgy統制不服審査法は、私人が国に対して不服審査を申し立てるものです。同じ政府内で、仲間内でいいように使うものではありません。沖縄の辺野古埋立、米軍新基地建設は政府の方針でやっていることなのですから、同じ政府内で審査すれば、結論は最初から見えています。法律はこういう事態を想定したものではありません。

また、本体工事着工は、事前協議を国と沖縄県とで行うことを、政府が約束していました。それを反故に資、事前協議もせず、いきなり本体工事の着工です。

しかも、翁長知事が下した埋め立て承認取り消し処分について、沖縄県知事の権限をなきものにしようと、国は代執行手続きにも着手しました。翁長知事がいっていましたが「強権極まれり」です。こんな無法は断じて許されません。
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